ソフトテニスで、心を磨く、子どもが輝く!!
会長挨拶
令和6年度の活動にあたり
会長 庄 司 直 樹
「ソフトテニスで、心を磨く、子どもが輝く!!」の基本理念のもと、令和6年度(2024年度)の北海道中学生ソフトテニス指導者協議会(以下、本会)の事業が始まります。
令和5年度において、本会の諸事業を滞りなく推進することができましたのも多くの指導者の皆様のご意見やご指導、各事業にご理解とご協力をいただいた保護者の皆様、中学生のソフトテニスに関わっていただいております北海道すべての皆様からのご尽力の賜物と感じています。心よりお礼申し上げます。
さて、新しい部活動の方策が検討されている学校・地域団体が多いようです。生徒数の減少に伴う学校の小規模化、部活動指導を希望する教員不足などの課題を抱え、生徒の興味・関心に応じた部活動の設置・運営に困難な状況がでてきている傾向にあります。
これまで部活動は、義務教育において、子ども達がスポーツに親しみ、挑戦する機会を確保しながら達成感や責任感の経験、自主性の育成に寄与してきました。
学校教育に大きな役割を担ってきましたが、担当する教師の負担や加速する少子化などの課題から地域移行が推進され、拠点校部活動の設置、クラブ化の設置など変わっていく環境に応じて実践する「改革の時」を迎えています。
本会は、都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会で全国制覇を成し遂げるという夢をもちつつも、競技力向上だけが目標ではなく、地域移行という実態と子ども達のニーズを把握しながら教育的意義や役割を失ってはならないと考えています。
本会のスタッフのみならず北海道すべての指導者の皆様と連携を深めながら、これからの中学生がソフトテニスに親しもうとする態度や挑戦しようとする態度などを大切にできるようにマネジメントしながら、幅広くサポートしていく組織でありたいと考えています。
ソフトテニスを愛好するすべての皆様から幅広い視点で子ども達のプレーを、指導者の力量を盛り上げていきたいと思いますので、本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。